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府中療育センター入り口

ひとりひとりにあうように
工夫をこらした車椅子

作業療法室での訓練風景


 

重度心身障害者のための日本で唯一の公的施設

 府中療育センターは、今2つの問題に直面しています。その1つは建替え問題です。開設から40年、府中療育センターにも建替え計画が出ていました。しかし、01年の「都立病院改革マスタープラン」に基づく多摩メディカルキャンパス構想により、その建替え用地には府中病院と小児総合病院が建設されることになり、これらの病院は07年度に開院予定で、建設から運営までPFI方式が導入される予定です。未だにその具体的な内容が、はっきり示されず、一方的な進行が懸念されています。
  2つめの問題は施設の運営形態です。健康局では、05年に開設される重症心身障害者施設「東部療育センター」に指定管理者制度が導入されることになりました。現在、民間に運営が委託されている都立東大和療育センターも公の施設としての委託を終えて、指定管理者に移行される可能性が極めて高いのです。療育センター分会でも6月10日に学習会を開催し、60名が集まりました。
  看護師で分会長の吾妻さんは言います。「今後の当局が考える運営形態としては、直営、事業団、独立行政法人、指定管理者制度などがありますが、私達は当然直営を望んでいます。国立も独立行政法人化され、府中療育センターは重度心身障害者のための公的施設として日本で唯一の施設となりました。民間は、重度の場合は経営が成り立たないと、軽度の子を歓迎します。重度心身障害者には公立の受け皿が必要なのです。」

福祉は基本的人権の擁護

 福祉施設、特に重度心身障害者施設は営利的には成り立ちません。何よりも長年入所者との間に培われた信頼に裏打ちされた経験や技術が必要です。各職種の集結した力で重度心身障害者施設の運営は成り立っています。分会ばかりでなく入所者の両親や保護者がつくる「親の会」も直営堅持の運動を展開しています。


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