都庁職(東京都庁職員労働組合公式サイト)

伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
HOME 都庁職へようこそ 見解 都庁職新聞 ギャラリー リンク
HOME > 都庁職新聞 > 2015年1月号
都庁職新聞
 
要求実現にGOGOGO!

 

新年あけましておめでとうございます。
「都庁職」は555号です!

執行委員長 関根 範明

 

  新年明けましておめでとうございます。
 2014年賃金確定闘争では、15年ぶりの賃金引き上げと年内精算を勝ち取ることが出来ました。その他にも、子どもの看護休暇の対象拡大、単身赴任手当や交通用具使用者の通勤手当などの改善を実現することが出来ました。
 また、国による「給与制度の見直し」の強要、都からの「監督職制度」「昇給制度」「成績率原資」の見直し提案など多くの攻撃を一定程度押し返すことが出来ました。このことは、組合員のみなさんが都労連・都庁職に結集し奮闘してきた成果です。
 しかし、「監督職制度」「昇給制度」は、職場のあり方にかかわるものであり、今後の大きな課題です。また、今年は、人事考課制度の検証や無年金期間の拡大に伴う高齢期の勤務条件、非常勤職員の一般職化に伴う対応など多くの課題が争点となります。
 まもなく2015年度の予算・人員の知事原案が発表されます。舛添知事は、福祉対策や少子高齢化対策を充実するとしていますが、それらが本当に都民の求めるものになるのか注視していかなければなりません。
 一方、オリンピック・パラリンピック開催に向けて都市開発を推進し、防災対策でも幹線道路の整備などの大型公共事業に偏るなど、石原・猪瀬都政を継承する面も色濃く出ています。
 人員面は、大幅な人員削減で職場は大変厳しい状況になっています。超過勤務も前年比で増加し、職員の健康も脅かされています。

 

組合員・職場の声を大切にした取組を

 

 今後、オリンピック・パラリンピックの準備が本格化する中で、本来業務に支障が出ないよう、職員に過重な負担がかからないよう必要な予算・人員の確保が一層重要になっています。当局との関係では厳しい状況もありますが、都庁職としては、職場の声を大切にし、各支部とも連携して取組を進めていきます。
 昨年末の総選挙で、自公政権が継続することとなりましたが、選挙結果は、小選挙区で自民党は得票率48%に対し、75%の議席を獲得し、小選挙区制の弊害を改めて浮彫りにしました。安倍内閣が、民意を反映しない選挙結果に奢って、憲法改悪、原発再稼働、労働法制改悪などの暴走政治を進めることは許せません。
 こうした政治状況で、生活最優先の都政を求める声は大きくなっています。
 現在、世界中で、エボラ出血熱の感染拡大への懸念が広がっています。都内では、保健所を始め福祉保健局の職場や、都立病院がその対策の最前線となります。職員は、感染の危険もある中、まさに命を懸けて都民の安全を守っています。こうした職場をはじめとして、都庁職の仲間は、365日、都民の命と暮らしを守る責務を担っています。
 都庁職は、職員が安心して働き続けられる職場づくり、都民のための都政の実現に向けて、全組合員と力を合わせ奮闘します。
 新年号はキリが良い555号です。GOGOGOで飛躍の年にしましょう。

 

ページのトップへ戻るページのトップへ戻る
 

Copyright (C) Tokyo metropolitangovernment laborunion.